浅草橋駅すぐのガード下脇にハンバーグ店「肉食堂 優」（台東区浅草橋1、TEL 03-5825-4290）がオープンして半年がたった。

　老舗肉卸問屋が展開するライセンスチェーンの同店。店主の中村康之さんによると、「ライセンスチェーン」はフランチャイズよりも自由度が高く、店舗オリジナルのメニューの提案などができる業態という。現在は、池袋・吉祥寺の「肉食堂 智」、原宿・高田馬場の「肉食堂 飛」と、都内に数店舗展開され話題を集めている。店名の最後の一文字は店主が決めることができ「優、という字が好きで決めた」と中村さん。

　自分の店を持とうと、前職のカフェ業界でノウハウを蓄積したという中村さんは、いくつか物件候補野中から、活気の良さを見て浅草橋駅付近を選んだという。

　ハンバーグは、国産牛A4～A5ランクの肉を使いレアでも食べられるという。提供時には鉄板の上に焼き石が添えられ、ハンバーグを好みの焼き加減に調整できる。ハンバーグは120グラムから400グラムまで7種類。

ソースは「デミグラス」「てりやき」「バジル」「ネギ塩」「わさびしょうゆ」「ポン酢」から選ぶ。店主の中村さんは「ハンバーグから染み出る肉汁でもやしを焼き、ガーリックソースをかけると美味しい」とアドバイスする。

　主なメニューは「サービスハンバーグ 120グラム」（550円）、「レギュラーハンバーグ 150グラム」（700円）、「ラージハンバーグ 200グラム」（900円）、「ダブルハンバーグ 240グラム」（1,050円）、「ダブルラージハンバーグ 300グラム」（1,250円）、「メガラージハンバーグ 350グラム」（1,450円）、「キングハンバーグ 400グラム」（1,650円）、「ライス（並）」（100円）、「ライス（大）」、「ミニサラダ」（同150円）。トッピングは「チェダーチーズ」「温泉卵」「大根おろし」（同100円）、「アボカド」「トマト」（同150円）、「牛カツライス」（800円・大盛り850円）、「コブサラダ」「肉屋の腸詰め」（650円）など。

　ドリンクはソフトドリンクが全て150円、生ビール（450円）、角ハイボール（350円）など提供。

　中村さんは「周りに居酒屋が多いので、おつまみ系のメニューを増やしたい。チェーンなので味がどうとかよりも、居心地が良い、サービスが良いと言われる店を目指したい」と意欲を見せる。

　営業時間は11時～22時（日曜・祝日は21時まで）。