浅草たぬき通り商店街にある「野菜のおやき&かりんと饅頭」(台東区浅草1、TEL 03-3845-7170)が7月18日、5周年を迎える。
東京カリ~番長「KAMMO Curry+Cafe Asakusa」とのコラボおやき
同店は、元CGクリエーターの森康人さんが、長野県小川村で郷土料理「おやき」で村を活性化するという、第三セクター方式による村づくり事業で作られたおやきを仕入れ、地元・浅草でおやきの店を開いた。
一番人気は「野沢菜のおやき」。長野から仕入れた野沢菜を塩抜きし、空煎りして餡(あん)にすることで、味がしっかりしみ込んで水気も飛び、まろやかな味わいになるという。「これまで長野の野菜だけでおやきを作っていたが、今後は全国のおいしい野菜で、さまざまなおやきを作ってみたい」と森さん。「味については商店街の人たちにいろいろアドバイスをもらって助けられている。浅草の良さは、いい意味でおせっかいな人が多いこと。本当にありがたい」とも。もう一つの人気商品「かりんと饅頭ブリキッタ」はオリジナルキャラクター「ブリキッタ」が描かれた袋に入っている。現在森さんは「ブリキッタ」のDVDを企画中という。
商品は「野沢菜おやき」「切り干し大根おやき」「チーズおやき」「卯の花おやき」「りんごおやき」(以上、180円)、「かりんと饅頭ブリキッタ」(6個=480円、12個=960円)。
5周年を記念して、同店斜め向かいにある東京カリ~番長初の実店舗「KAMMO Curry+Cafe Asakusa」と、7月26日に開催される隅田川花火大会でコラボおやき「カレー揚げ饅頭(仮名)」を出展する。
5周年を迎え、森さんは「たぬき通り商店街を盛り上げていきたい。この通りは、昼間は人通りがあるが、夜になるとほとんど人通りがない。プロジェクションマッピングを作って商店街に人を呼びたい」と、これまで培ってきたCG制作の腕前を駆使し、商店街活性化に向け意欲を見せる。
営業時間は11時~21時。木曜定休。