「千束小学校」(台東区浅草4)と「千束公園」(浅草3)を会場に1月24日・25日、「浅草雪まつり」が開催される。主催は「雪まつり実行委員会」委員長の根本修さん、山形県いぬかわ振興協議会の荒井悠さん。
浅草で初となる同イベントは「届けよう!東北に元気を!!」をテーマに、浅草と山形との地域振興交流(東北復興支援)事業として企画された。山形から約60トンの雪を搬入し、かまくらやスノーキャンドル、とうろうなどを製作・展示し、普段あまり雪に触れることのない多くの子どもたちに「楽しい雪体験」の場を提供。浅草と山形のグルメを食べ歩く「バル街」の設置や、チャリティーイベントも行われる。
チャリティーイベントには、山形県川西町の小学生の太鼓や、山形の花笠(がさ)踊り、女子プロレスラーの神取忍さんや井上貴子さん、レゲエミュージシャンのマッカ・ラフィンさん、アイドルグループの平成琴姫、上海万博にも参加した和ポップアーティスト友香さんらが参加。
地域振興に力を入れる同実行委員会・地域活性化プロジェクト川西風土の斉藤雄大さんは、「1回きりではなく今後も続けて、地域交流に昇華していきたい。東北の風土と浅草の文化や伝統を融合させていきたい」と意気込む。
実行委員会では現在、イベント前日と当日のボランティアを募集している。作業内容はテントの設営や雪の搬入、会場スタッフなど。協賛企業・団体も募集しており、協賛金の一部を東北への寄付金に充てる。
開催時間は24日=11時~19時、25日=10時~17時。