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浅草に濃茶スイーツ専門店 「抹茶は苦くない」固定概念払拭へ

社長の塩谷龍司さん

社長の塩谷龍司さん

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 浅草寺近くに濃茶(こいちゃ)スイーツ専門店「雷一茶」(台東区花川戸1、TEL 03-6802-7948)がオープンして3カ月がたった。

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 同店は業務用アイスクリームの卸をメーンにしている「レックスベリー」が運営。「5656会館」の一角にある「ごろかふぇ」、伝法院通り近くの「殿様のからあげ」に次ぐ、3店舗目の直営店となる。「抹茶を気軽に楽しめる店」をテーマに、宇治で茶農園を営み数多くの受賞歴を持つ辻喜代治(つじきよはる)さん監修による厳選した高級一番茶をふんだんに使用した抹茶ドリンクとスイーツ、茶道具、「常盤堂」の雷おこしなどを扱う。

 「抹茶は苦いという広く知れ渡った固定概念を覆したい」という社長の塩谷龍司さんは、「主に苦みの強い三番茶を少量使った商品が多いが、一番茶を使い抹茶本来のうま味を出している」と話す。

 塩谷さんは、以前は営業の傍ら、取引先での店頭販売も経験しており「売る側が本当においしいと自信を持てる商品作り」にこだわった。「抹茶を知らなかったスタッフも、一緒に茶摘み体験に行って本物を味わってからは、自社商品が大好きになり店の一番のファンになってくれた」と笑う。

 主なメニューは「お濃茶ラテ(アイス・ホット)」(400円)、「お薄茶セット」(600円)、「抹茶ビール」(700円)、「お濃茶アイス」「抹茶わらび餅」(以上500円)、「究極のお濃茶パフェ」(1,200円)など。

 「日本の伝統でもあるお茶の文化を広めたい。本物の抹茶のおいしさを、日本人にも外国人にも知ってもらいたい」と意気込む。

 営業時間は9時~18時。

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