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台東区が富山県とコラボ 体験型観光プログラム「大人の遊び、33の富山旅。」

越中富山の地酒3種飲み比べセットとおつまみ

越中富山の地酒3種飲み比べセットとおつまみ

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 浅草文化観光センター(台東区雷門2、TEL 03-5246-1111)をメーン会場に9月18日から、富山県と台東区・墨田区が連携した体験型観光プログラム「大人の遊び、33の富山旅。ハンドブックと巡る『2015秋』特別プログラム。」が始まる。

オリジナルスリーブ付き「テークアウト珈琲」

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 2013年秋から富山県で始まった同イベント。毎年春と秋の年2回、県内の観光スポットや地元の人だけが知る隠れ名所など33カ所に焦点を当て、各所の見どころや回りやすいルート、アクセス方法などを旅行ハンドブックで紹介する。豊かな自然や海産物を使った食事を楽しんでもらうことを目的とする。

 「立山山麓の絶景トレッキング」「幻魚(げんげ)を堪能する食旅」「発電所美術館でアート&建築を堪能」「瑞泉寺特別拝観」など多岐に富んだプログラムで富山の魅力を紹介する。2015年春の北陸新幹線開業を受けて、今秋からは県内だけでなく、交通の便の良さを利用して県外にも観光プログラムを広げた。

 プログラムの32番として紹介する「浅草文化観光センター誌上建築ガイド~隈研吾建築を楽しみ尽くす2つの館内散策ガイド2~」は、今年8月22日にオープンした同建築家設計の「富山市ガラス美術館」で行われる「誌上建築ガイド1」と呼応するかたちで同氏の建築デザインを堪能するプログラム。7階展示スペースでは「大人の遊び、33の富山旅。VS台東街歩き。展」と題して、台東区と富山の町並みを対比した特別展示を行う。

 8階ミハラシカフェ・展望テラスでは、「富山CAFE&富山BAR」として「越中富山の地酒 50ミリリットルx 3 種飲み比べセット(100セット限定)」の販売や、富山の海産物を使ったおつまみ、オリジナルデザインのスリーブがついた「テークアウト珈琲」などを販売する。

 地酒3種の銘柄は「満寿泉 純米吟醸」、日本名水百選「岩瀬家の清水」で仕込まれた「純米吟醸 幻の瀧」、兵庫県産山田錦を使い天然地下水で醸した「三笑楽 純米吟醸」など。おつまみには、コラーゲンが豊富とされる幻魚を使った「幻魚せんべい」や「素干し糸するめ」「極上北前昆布」などを提供する。

 富山県観光課の辻井秀幸さんは、「『33の富山旅。』は富山の良さを味わえるスポットと共に、各地での遊び方を提案した旅が気軽に楽しめるプログラム。ハンドブックを片手に『近くなった富山』にぜひ遊びに来ていただければ」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~22時。ミハラシカフェは10時~20時。イベント内容により年齢制限あり。9月30日まで。

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