浅草の雷門周辺では1月1日から、浅草寺や浅草神社への初詣参拝客でにぎわっている。
着物姿の参拝客や海外からの観光客が集まる雷門前は、歩道の柵を一時的に撤去。車両の通行を規制し「歩行者専用」となった雷門通りから、参拝客が吸い込まれるように続々と雷門をくぐり仲見世通りへ向かった。
普段は車両が往来する道路を歩くことができるとあって車道の中心に立ち止まり、雷門や東京スカイツリーを背景に記念写真を撮る姿も多く見られた。台湾からの訪日観光客は「新年を迎えるために浅草に来た。着物を着て参拝ができてうれしい」と喜んだ。
車両通行規制は浅草寺南側の「雷門通り」と雷門正面に向かう「並木通り」、東側の「馬道通り」で11時ごろから17時ごろにかけて、1月3日まで実施する。同規制により路線バスも迂回(うかい)運行する。