浅草六区周辺で12月15日から、飲食店巡りをしながら音楽を楽しむ「浅草音天祭(あさくさのんてんまつり)」が開催される。
同イベントは浅草を拠点に活動しているロックバンド「浅草ジンタ」が、東東京ローカル活動10周年を記念し昨年初開催。今回が2回目となる。「東東京のナイトスポット」の発信をテーマに、浅草寺や浅草六区周辺・蔵前エリアのバーやスペース、街頭ライブ、DJ、弾き語りなどのパフォーマンスを展開。浅草ゴールデンタイガー(西浅草2)で行う前夜祭を皮切りに、複数のナイトスポットをはしごしながら楽しめるよう、入場無料の投げ銭式イベントも多数設ける。
ボーカルでリーダーの和尚さんは、浅草を訪れる国内外からの観光客が増えているにもかかわらず、22時以降は街が閑散としている現状を指摘。「音天祭で東東京のナイトスポットとカルチャーが認知され、多くの人とつながるように期待している。この素晴らしい下町の空気から愛着を感じてもらえれば」と話す。
同エリアのナイトスポットでは、ものづくり職人や芸人、アーティストが交流しており、ユニークなコンセプトの店も多い。
参加店は「浅草ゴールデンタイガー」「ニュー呑呑」「蔵前4273」「オレンジルーム」「銀幕ロック」。出演は、浅草ジンタ、BIMBOMBAM楽団、辻香織さん、二階堂和美 with Gentle Forest Quintet、INAMI(下町音選協会)、知久豊(Balkan Beats tokyo)さん、豊田耕三さん(アイリッシュ・フルート奏者)など。
開催時間は店によって異なる。今月23日まで。22日には「本祭」として、東京キネマ倶楽部(根岸1)でライブを開催予定。料金は前売り=3,500円、当日=4,000円。