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蔵前にスタンディングバー新店 オーナー出身地の食材や日本酒生かす

The Bridge Bar&Loungeオーナーの伊藤真久さん(左)とシェフの渡邊雄大さん(右)

The Bridge Bar&Loungeオーナーの伊藤真久さん(左)とシェフの渡邊雄大さん(右)

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 蔵前橋通りにある鳥越神社近くの立ち飲みバー「The Bridge Bar&Lounge」(台東区浅草橋3、TEL 03-5809-3227)がオープンして1カ月がたった。

栃木産牛のローストビーフ(ハーフ)

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 立ち飲みスタイルでドリンクとフードを提供する同店。モノトーン調の店内は奥へ細長く「ニューヨークのアトリエ」をテーマに、デザイナーの呉勝人さんが担当した。人と人がつながる場所にしようと「あえて席を設けずボーダレスな空間にしたかった」と、オーナーの伊藤真久さんはコンセプトを話す。広さは約80平方メートル。

 約7年間一般企業に勤務していたという伊藤さんは、都内の立ち飲み店で半年間アルバイトを経て、シェフの渡邊雄大さんと同店をオープン。「当初は恵比寿などで開業を考えたが、東京東部の下町エリアがにぎわっていることに可能性を感じた。物件の天井の高さや長方形のシンプルな形に引かれ、この地で開業を決めた」ときっかけを話す。

 栃木出身の伊藤さんはメニューを「栃木・ブルックリン・地場」の3つの軸で構成。栃木産牛を使ったローストビーフや、ハラペーニョポッパーなど、ブルックリンの定番メニューをアレンジしたアメリカンフードなど28種類をそろえる。ドリンクも栃木にこだわり、現地の醸造所から直送されるクラフトビールのほか、栃木にある有機認定を受けた「天鷹酒造」の日本酒や、地場である鳥越の日本酒を用意した。

「モノトーンの店内にさまざまな人が入ることで『色』が生まれると思う。多くの人に来店してもらいたい」と伊藤さんは話す。「スタッフは英語も話せるので、外国人にも来てほしい」とも。

 主なフードメニューは「栃木産牛のローストビーフ」(1,600円、ハーフ900円)、「ハラペーニョポッパー」(500円)。ドリンクは「気まぐれ栃木のクラフトビール」(850円)、「ブルックリンラガー」(800円)、「天鷹 有機純米酒」(700円)、グラスワイン(500円~)など。

 営業時間は18時~24時(土曜・日曜は17時~、日曜のみ23時まで)。月曜定休。

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