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蔵前で彫刻家3人展 「夜」テーマの作品巡るナイトツアーも

月に乗ったさまざまな動物のオーナメント

月に乗ったさまざまな動物のオーナメント

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 都営浅草線蔵前駅近くの「ギャラリーキッサ」(台東区浅草橋3、TEL 03-5829-9268)で現在、「彫刻家3人展 ケモノと夏の夜」が開催されている。

はしもとさんの愛犬がモチーフの彫刻作品

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 木彫作家ユニット「チームツチノコ」のはしもとみおさん、本多絵美子さん、馬塲稔郎さんの作品を紹介する同展。同ギャラリーでの開催は今回が初めて。

 チームツチノコは、大学の同級生であったはしもとさんと本多さん、知り合いを通じて出会った馬塲さんとが意気投合し誕生した。ユニット名は作品制作に使う「木槌(きづち)」と「鋸(のこ)」から命名したという。

 会期中の9月8日は特別企画の「彫刻ナイトツアー」を行う。同ツアーは通常19時30分までの営業を21時まで延長し、照明を落とした会場で「夜の彫刻展」を演出。夢を食べる幻獣(げんじゅう)の「バク」、夜行性のフクロウなどをモチーフにした彫刻作品を展示する。

 店主の瀧本佳成さんは「作品を間近に見られて写真撮影もできるなど、出展作家のファンや常連客からの反響が大きい」と話す。「光の加減により木彫の動物から伸びる影に変化が生まれ、昼間とは違った表情に出合うことができる。木の質感と色付けにこだわった作品を通して、動物の世界観を感じ取ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は12時~19時30分(日曜は17時まで)。月曜・火曜定休。入場無料。9月10日まで。

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