浅草・観音裏エリアで2月1日から、江戸の景観を創出する「浅草江戸風情創出プロジェクト」が繰り広げられる。期間中、浅草神社(台東区浅草2)では、またぎちょうちん・のれんアートで、富士通りでは1660個のちょうちん明かりで、エリアの150店舗ではそろいののれんで景観演出を行う。浅草江戸風情創出協議会が、東京都に採択された「江戸情緒あふれる景観創出事業」の助成を受けて行う。
柱を立てて大量のちょうちんを下げる浅草神社の「またぎちょうちん」は、柱を「またぐ」ことから「またぎちょうちん」と呼ばれる。同神社では3月10日まで、浅草にゆかりのある浮世絵をモチーフに書かれたものをつるす。境内には同プロジェクトで制作された「のれんアート」も飾る。
浅草神社裏から浅草富士浅間神社まで続く富士通りでは、350メートルの道を1660個のちょうちんが明かりを照らす景観を作る。浮世絵が描かれたちょうちんを用いることで江戸を想起させる景観を作り出すという。
併せて、観音裏を中心とした150店舗の店先にそろいののれんを掲げ、街の統一感を作り出す。のれんは、通常の扉上につるすのれん、日よけのれん、タペストリーの3種類を用意し、店の構造に合わせたものを選ぶ。のれんの色は浅草神社の社殿にちなみ朱色地のものを用いており、各店に合わせた文字・ピクトグラムなどでオリジナルのものを制作する。
同プロジェクトのオープニングセレモニーが2月1日、1部(15時30分~16時45分)=雷5656会館ときわホール(浅草3)、2部(16時40分~18時55分)=浅草神社で開催。MCは東MAXさん・ミス浅草ジェニックが務め、ゲストにU字工事を迎えるほか、芸者踊り・和楽器演奏・はしご乗りなどを予定。いずれも予約不要。
このほか、浅草六区でのストリートのぼり、浮世絵イベント、ワークショップ、版画刷りなどを用意。「江戸風情を味わえるように仕立てる」という。
同協議会メンバーの金子亮平さんは「このプロジェクトはちょうちんを飾って『きれいだね』で終わらせたくない。観音裏のエリアは本当にいい街。観光客の皆さんに、ここを歩いて、空気を感じて、魅力を知ってほしい。それに合わせて、浅草全体で本当の意味で一つになって盛り上がっていく。そんな未来を本気で描いている」と話す。
3月14日まで。