リレーションズ(渋谷区)は6月中旬、東浅草にクリエーター専用の家賃無料のシェアハウス「TOLABL(トラブル)」をオープンする。
同シェアハウスでは、敷金・礼金不要で半年間は家賃無料で住むことができる「レギュラー」5人と、住人にならずとも何らかの形で貢献や協力を行う「準レギュラー」20人を募集。どちらも併設のアトリエ・イベントスペースを無料で使うことができる。
「クリエーターの思いをかなえる場所」「アイデアが形になる場所」「地域と一緒に新しい価値をクリエートする場所」づくりを通して、「24時間ラボれる場所TOLABLから世界をアッとさせるものを生み出していく」ことを目指すという。シェアハウス名の由来は、「ラボる(ラボで作業すること)」「TO LAB(ラボに行くこと)」「トラブル(毎日の楽しいもめごと)」を組み合わせた造語。
「レギュラー(TOLABL住人)」の応募条件は、これまで何かを生み出したことがあるクリエーティブディレクター、ウェブデザイナー、ウェブエンジニア、プロダクトデザイナー、組み込みソフトエンジニア、ハードウエアエンジニアなど。TOLABLに持ち込まれるアイデアの相談に乗ること、アイデアが実現に至る過程をブログでリポートするなどして、TOLABLに何らかの形で貢献や協力すること。「準レギュラー(TOLABLに関わる人)」は、これまで何かを生み出したことがある上記クリエーターのほか、グラフィックデザイナー、インテリアデザイナー、建築家、動画クリエーター、アーティスト、アイデアマンなど。TOLABLに何らかの形で貢献や協力することが条件となる。
どちらも、「1階フロアの使用料無料」「1階フロアでイベントや個展で使う際の使用料無料」のほか、「面白いアイデアに関わることができる」「中にはクライアントワークにつながる案件があるかも」など、クリエーターならではのメリットも。
電気・ガス・水道・インターネットの共益費として毎月1万円~15,000円を支払い、入居半年後の面談で、さらに半年間住人を続けるかどうかを双方で判断する。
応募期間は6月20日まで。ホームページで応募を受け付けている。