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浅草でスモール秋田プロジェクト 地元民ならではの「自慢」PR

「秋田地域自慢飲みがた」イベント参加のみなさん

「秋田地域自慢飲みがた」イベント参加のみなさん

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 つくばエクスプレス浅草駅近くの「民謡の店みどり」(台東区浅草5、TEL 03-3874-1330)で6月17日、「秋田地域自慢飲みがた~これが、ほんさの秋田だ!!~」が開かれた。

民謡の店「みどり」の歌手・小松みどりさん

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 「東京に小さな秋田コミュニティーをつくろう」をコンセプトに立ち上げられた「スモール秋田プロジェクト」の一環として行われた同イベント。主催団体のWE LOVE AKITAが秋田県各市から先着各2人を募った。「これぞ秋田」と思う自慢を持ち寄り、鹿角、三種、秋田、男鹿、由利本荘、にかほ、大曲、横手の各自治体から12人が参加した。

 会場となった同店は、同県大曲(現・大仙)市出身の夫妻が1966(昭和41)年にオープンした民謡酒場。畑のキャビアと呼ばれる「とんぶり」やハタハタの焼き物など、秋田の名物料理を振る舞った。日本民謡フェスティバル2011グランプリの内山久子さんや吉田香央里さんらが、「本荘追分」「秋田船方節」など秋田の民謡を披露。全国のコンクールで多くの優勝経験を持つ加藤佑典さんは津軽三味線を生演奏し、イベントを盛り上げた。

 参加者が持ち寄った秋田自慢には、「色白でノーメークでもかわいい秋田美人」や「全国学力テストで1位」など県民性に関するものから、国の重要無形民俗文化財に指定される秋田市の「竿燈(かんとう)まつり」、「大曲の花火」など秋田を代表するイベントも。「『きりたんぽ』は県外向けの料理で、地元では『だまこもち』を食べる」「シャイな秋田県民は県外では方言を使わない」など、地元民ならではの話もあって盛り上がりを見せた。

 主宰の渡部みのりさんは「人のつながりが地域をつくる。東京に小さな秋田コミュニティーをたくさんつくって秋田を応援したい。県外の人にも秋田を知ってほしい」と笑顔を見せる。

 同団体は6月26日にアパレルショップ「余白 浅草店」(浅草1)で「秋田にはこんなヒト・モノ・コトあったんだ!」を共有するイベント「アキタカイギ」を開催予定。

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