都営浅草線蔵前駅近くにある「蔵前4273ガレージカフェ」(台東区蔵前4、TEL 070-6511-4273)で12月26日、寄席イベント「木りんtheナイト イケメン2人と美女1人」が開かれる。
同イベントは浅草の芸能文化として残る落語や曲芸、漫談などを身近に伝えることを目的に、林家木久扇さんの弟子で、落語家の林家木りんさん主宰で行う。木りんさんの落語のほか、大神楽曲芸師の柳貴家(やなぎや)雪之介さんと、三味線漫談の林家あずみさんが芸を披露する。ゲストには三遊亭日るねさんも登場する予定。
浅草で生まれ育った木りんさんは、「若手の落語家がもっと話せる場を」との思いで日々活動している。「近所と積極的なコミュニケーション」をテーマに、下町からの情報発信や地域との関わりにも重点を置く同店が賛同し、開催が実現した。
今回が2回目の開催となる同イベントは、会場内の高座と観客席が近く「寄席を身近に感じられる」と観客からも好評だという。
イベント終了後は出演者が居残りで「大忘年会」を予定。観客とのコミュニケーションの場も提供する。木りんさんは「お酒を飲みながら気軽に楽しんでほしい。この会でぜひ笑い納めを」と話す。
16時30分開場、17時開演。前売りと事前予約の料金は1,800円、当日は2,000円(共に1ドリンク付き)。大忘年会は19時開始(予約不要、飲食代は別途、大忘年会からの参加も可能)。