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久月本店が今年の「期待大将」 琴奨菊関、内村航平選手ら五月人形に

琴奨菊関の五月人形「なるか横綱!期待大将」

琴奨菊関の五月人形「なるか横綱!期待大将」

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 JR総武線浅草橋駅近くの「久月本店」(台東区柳橋1、TEL 03-5687-5176)で3月16日から、「2016年 今年の期待大将」と銘打った五月人形3体を一般公開している。

内村選手と白井選手の「金獲るぞ!期待大将」

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 「世の中が明るくなってほしい。国民に感動と元気を!」の願いを込めて今年も有名人をモチーフにした五月人形を製作。今年はプロ体操競技の内村航平選手、白井健三選手と大相撲力士の琴奨菊和弘関の3体を発表した。

 「なるか横綱!期待大将」と名付けた琴奨菊関の人形は、台座を含め高さ52センチ、間口42センチ、奥行き25センチ、重さ2.3キロで右手には軍配を持っている。まげを結い堂々とした風格のある五月人形で、日本人力士として久しぶりの横綱昇格に期待を込めたという。

 金メダルを首に掛けた内村選手の人形は高さ50センチ、間口42センチ、奥行き25センチ、重さ2.1キロ。白井選手は高さ、奥行きが30センチで間口45センチ、重さ1.9キロで左手には金メダルを持っている。「金獲るぞ!期待大将」と命名した2体は、リオデジャネイロオリンピックでの活躍を期待して作ったという。

 3体はそれぞれ1点のみの製作で非売品。「大将人形」を基にした五月人形で、製作期間は約3カ月を要したという。特に顔を作るのが難しく、顔だけで1カ月半ほどかけて製作した。

 もともとは2009年に「親の願い大将」として始まった同企画。購入者に対し「こんな人物になってほしい」というわが子への期待をアンケートで集計し、製作したことがきっかけだという。親が望む期待像は年代が変わっても「坂本龍馬」や「イチロー選手」など、毎年答えに変化が見られず、2013年から同企画に変更。「期待大将」として五月人形を発表するようになったという。

 久月の横山久俊専務は「もともと五月人形は、災厄を身代わりに引き受け、その子を守るための『お守り』として作られている。元気な子どもに育ってほしいという願いから始まっているので、転じて各選手にもそれぞれの分野で活躍してもらい、明るい話題で日本を元気にしてほしい」と笑顔で話した。

 公開時間は9時15分~18時(最終日は16時まで)。入場無料。今月18日まで。

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