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浅草橋で「マロニエ祭り」開催へ 地場産業発信、鉄道シミュレーターやジオラマも

ヒューリック浅草橋ビル前からスタートする「にぎわいパレード」©Akai Photo Life

ヒューリック浅草橋ビル前からスタートする「にぎわいパレード」©Akai Photo Life

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 JR総武線浅草橋駅前のヒューリック浅草橋ビル(台東区浅草橋1)と周辺で5月14日・15日、「第9回 浅草橋紅白マロニエまつり」が開催される。主催はマロニエまつり実行委員会と浅草橋地区町会連合会。

にぎわいパレードでの阿波踊り披露©Akai Photo Life

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 歴史ある文化資産や地場産業を活用し、浅草橋地区の活性化を図ろうと、浅草橋・蔵前・鳥越・柳橋などの地元住民が主体となり毎年行っている同イベントは今年で9年目。会場周辺に植えられたマロニエの木がイベント名称の由来で、開催時期の5月に紅白の花を咲かせ見頃を迎える。

 出展内容は、各団体が阿波(あわ)踊りや和太鼓演奏を披露する「にぎわいパレード」、シンガー・ソングライターやミュージカル劇団がパフォーマンスを展開する「座★ステージ浅草橋」、お台場やスカイツリーの夜景と屋形船料理を楽しむ「大川舟下り屋形船遊び」、江戸の寄席を間近で見る「大川寄席」など。

 このほか、浅草橋出身の写真家・秋山武雄さんによる写真展&トークショー、「しゃべり亭」による浅草橋袋物(バッグ)歴史の座談会、岩倉高等学校(上野7)による「ミニ鉄道運転シミュレーター」とジオラマ展示で体験する「鉄道模型運転」など、来場者が気軽に参加できるプログラムを予定する。

 浅草橋地区の地場産業の製品販売・製作体験を行う「にぎわい市」では、革製品や各種クラフト製品の販売・製作体験を行う。出展者の佐藤周作さんは「作品物販のほか塗り絵缶バッジを作るワークショップを行う。地元に愛されるイベントなのでとても楽しみ」と話す。

 広報担当の瀧本佳成さんは「台東区との友好都市締結30周年を記念し、会津美里町から大きな米俵を担ぐ『俵みこし』が参加するなど、年々地区外との関わりも増えてきた。より多くの人に浅草橋を楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時。入場無料。プログラムの一部は要参加費。「大川舟下り屋形船遊び」はスリーエフ浅草橋店(台東区浅草橋1)まで要事前申し込み(一人=8,500円)。

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