浅草公会堂(台東区浅草1)で6月5日、和太鼓ライブ「太鼓人の祭り タヲリズム」が開催される。出演は「GOCOO(ゴクウ)」「TAWOO(タヲ)」など。
今年で20周年を迎える同イベント。メインの「GOCOO」「TAWOO」のほか北海道、沖縄、伊勢、千葉、横浜、ハンブルグ、上海からもメンバーが集まり、総勢168人の「太鼓人(たいこびと)」による演奏を披露する。「GOCOO」は20周年を記念して全国からメンバーが集い、結成後初のフルメンバーでの演奏となる。
浅草で生まれた和太鼓バンド「GOCOO」は国内外の音楽フェスティバルに多数の参加実績があり、高評価を得ている。リーダーのKaolyさん率いる「TAWOO」は和太鼓道場、演奏活動、和太鼓ワークショップ、子ども向け太鼓プログラムを行い、多くの人に「太鼓と出合う機会」を提供している。両バンドとも今年で結成20周年を迎えた。
その他の出演は、千葉を拠点に活動する女性6人のチーム「USAGI」、「北海道TAWOO」、「TAICO TRIBE」、知的障害者や高齢者によるチーム「社会福祉法人 同愛会」、GOCOOヨーロッパツアーがきっかけで生まれたハンブルグの道場「KION 道場」。
Kaolyさんは20年を振り返り「20年も30年も目標や到達点ではなく、みんなで太鼓を打ちながら味わう日々の積み重ね。太鼓で出合って夫婦になって子どもが大きくなって、一緒に太鼓を打っている。次の10年も日々と縁を大切にしていきたい」と話す。
2階ロビーではチャリティーグッズなどを取りそろえる「タヲマーケット」を企画。中でも缶バッジはこれまで復興支援活動に参加を重ねた縁で、製作を福島県南相馬市の福祉作業所に依頼している。今回は売り上げを熊本へ寄付する予定だという。
12時30分開場、19時終演予定。入場料は2,000円(小学生以下は無料)。チケットは宮本卯之助商店 西浅草店およびTAWOOホームページから購入できる。