都営大江戸線蔵前駅近くに4月6日、クラブレッドカレー(カニカレー)専門店「CRAB RED(クラブレッド)」(台東区駒形1、TEL 03-6802-7804)がオープンした。運営はMID VILLAGE。
オーナーの中村守宏さん、育実さん夫妻が北海道オホーツク産の食材を使った「正しくおいしい料理を届けたい」と、タラバガニを使ったレッドカレーを考案。スープカレーとタイカレーを合わせたような「さらり」としたスパイシーなルーで、パクチーを添え、レモンを搾って食べる。ルーにはカニやマスを使った「魚醤(ぎょしょう)」を入れ、カニのむき身と合う「深みある味」を出す工夫をしたという。赤いカレーの上には大きなカニの足や爪がのり、存在感が目を引く。コメやパクチーなどの材料も全て北海道産にこだわった。
「カレー一本で勝負したい」とメニューは「クラブレッドカレー」(1,555円)のみ。ご飯の量やカレーの辛さを調節できるほか、パクチーやカニ足の増量、ココナツオイルの追加トッピングなどのアレンジに対応する。
4日に開かれたプレオープン試食会では、「想像を超えるおいしさ」「やみつきになる」「辛さの奥にだしが効いている」などの声が聞かれ、好評だったという。
北海道は中村さんが学生時代を過ごした土地であり、育実さんの出身地。中村さんは「これからも食材の良さを生かした、今までにない、そしてきちんとおいしい料理で『オホーツク産』の素晴らしさを伝えたい」と意気込む。
ドリンクメニューは、流氷ドラフト(500円)、流氷ラッシー(450円)、アイスコーヒー、コーラなどソフトドリンク(各300円)。