浅草経済新聞(以下、浅経)の2017年上半期PV(ページビュー)ランキング記事は、「浅草にカフェカンパニー初のホテル 『ベッドがすごい』と話題に」が1位となった。
1階にカフェバー、2階に劇場「浅草九劇」、3~10階はドミトリー、スタンダード、スーペリアの3タイプ、全30室を備えるホテルで、ベッドはスウェーデンの高級ベッドメーカー「DUXIANA(デュクシアーナ)」のマットレスを全室に採用する同施設。ドミトリーでも「心地よく眠れる」と開業当初から利用客の間で話題になった。10位にも「浅草九劇」開業のニュースが入っており、同施設に対する注目度の高さがうかがえる。
ランキングはこのほか、2位に、浅経も参画する「着地型観光ツアー」の新プログラム始動の記事、3位に蔵前橋通り・鳥越神社近くにある立ち飲みバー「The Bridge Bar&Lounge」開店の記事、これまでの傾向と違い、蔵前・浅草橋エリアの記事がランキングの半数以上を占める結果となった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.浅草にカフェカンパニー初のホテル 「ベッドがすごい」と話題に(3/31)
2.蔵前で着地型観光ツアーコンテンツ 「緊縛」パフォーマンスを芸術目線でアレンジ(4/15)
3.蔵前にスタンディングバー新店 オーナー出身地の食材や日本酒生かす(6/6)
4.蔵前に「カレー王国大使館」 全国ご当地レトルトカレーずらり、細かすぎる設定も(2/24)
5.蔵前にタラバガニのレッドカレー専門店 店主夫婦ゆかりの道産食材にこだわり(4/10)
6.台東で「鳥越祭」開催迫る 都内最重量級のみこしが狭い路地を練り歩く(6/8)
7.浅草橋に空き家を活用するゲストハウス 地域とゲストをつなぐ拠点目指す(3/14)
8.浅草と空港結ぶエアポートシャトルバス運行 深夜・早朝発着便にも対応(2/20)
9.浅草に三社祭限定手ぬぐい 今年で10作目、3基のみこしがモチーフ(5/10)
10.浅草に新劇場「浅草九劇」 芸能の聖地に新スポット、会見に八嶋智人さんら(3/2)
上位を占めた蔵前・浅草橋エリアでは新しいコンセプトの飲食店や施設のオープンも増えており、今後も注目していきたい。
台東区によると、2016年度に同区を訪れた観光客数が初めて5000万人を突破し、浅草雷門近くでは複数のホテル新築工事が進められている。千束エリアでも地域が連携する新しい取り組みを展開している。下半期も浅草エリアの動向やフレッシュな話題を伝えていきたい。