岡本太郎の作品「太陽の塔」と超合金をコラボさせた「超合金 太陽の塔のロボ」が9月27日、バンダイ(台東区駒形1)から発売される。
バンダイを代表する商品ブランド「超合金」は今年で生誕40周年を迎えることを記念し、「超合金」として初めて芸術作品とコラボレーションした。
日本を代表する芸術家・岡本太郎の代表作品で、1970(昭和45)年に日本万国博覧会のシンボルとして大阪に建造された「太陽の塔」。その造形に魅せられたデザイン担当者が「『太陽の塔』がロボットだったら?」という発想から立案し、「太陽の塔」の造形美を生かしながら、その魅力を独自の解釈でデザイン。そのデザインが岡本太郎記念館・平野暁臣館長から高く評価され、同館長完全監修により商品化が実現した。
同ロボの機体データ(フィクション)には「6000度の熱線を照射し、半径約2キロの範囲を焼き尽くす」「胴体中央部の太陽の顔が左右に割れ、内部からせり出す三連装の必殺兵器。地球の反対側への直接攻撃も可能」など、敵の設定はないが「やたらと強い」のが特徴。
全長約280ミリ(ロボ 形態時)の存在感に加え、「塔形態」から「ロボ形態」へ、さらに「超兵器発動形態」へと3段変形変形ギミックなど、 バンダイが長年培ってきた「超合金」ブランドならではの技術と魅力が盛り込まれているという。
発売に先駆け5月10日・11日、秋葉原のベルサール(千代田区)で開催される「魂の夏コレ 2014」(入場無料)で試作品を初めて一般公開する。
価格は1万7,000円(税別)。店頭での予約は5月8日から。