西浅草の焼き鳥店「鳥こじ」(台東区西浅草3)が3月12日で5周年を迎える。
2021年にオープンした同店。当時はコロナ禍のただ中で、物件探しに時間がかかり、ようやくたどり着いた場所だった。店主の小島隆広さんは「いろいろあったものの、大家がいい人で、『この人に決めたんで』と言ってくれて何とか決まった」と当時を懐かしむ。席数は24席。
店名の「鳥こじ」も、最初はインパクトのある名前を付けようと考えて「バードマン」を挙げたら周りから総スカンを食らい、最終的には自分の名字である小島から「こじ」を取り、「鳥こじ」とした。字画が良かったという理由もあるという。
オープン時期は、まだコロナ禍で、緊急事態宣言が取り沙汰されていた頃。都からの要請で店を開けられない期間もあり、そうした中で営業を重ねていった。「まあ、昨年くらいかな、良くなってきたのは。それまでは少しずつ常連がついてくれて…」と小島さん。
「これまでやってきて、いろいろな人と知り合えたのが良かったし、常連ができるのはうれしかった。お客さまの中に『恩人』もいる。そのお客さまが人を紹介してくれたおかげでプライベートの部分で助けてもらった」と小島さんは話す。
スタッフの原菜穂さんは、昨年たまたま立ち寄った「鳥こじ」に魅了されて働くことになったという。「最初にささみが出てきて、それがすごくおいしかった。そこから、こちら(浅草)で食べる時には立ち寄るようになった。そうしているうちに、『働きたい』と思うようになった」と振り返る。
人気のメニューは、前の店のレシピを引き継いだレバーパテ(900円)、手作りの鶏みそを添えた野菜スティック(850円)。「焼き物では、ささみがパサパサしていないので柔らかくて、わさびがちょうどいい感じ。手羽先もボリュームがあって骨付きなのに食べにくくない」と原さんは薦める。焼き物は、5本セット=2,100円、7本セット=2,950円、鳥こじコース(ミニサラダ、串5本、各丼物ハーフ、デザート)=3,550円。
小島さんは「今後も、アットホームにやっていきたい。スタッフとも、お客さまとも。今のスタッフのメンバーがいい。大学生もいるので(卒業で)必然的にいなくなるが、今のメンバーでずっとやっていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時。月曜と第3火曜定休。5周年記念当日は生ビールかソフトドリンク1杯を無料で提供する。