バンダイ（台東区駒形1）は3月31日、カプセル自販機史上初となる筒型カプセルを用いた新型カプセル自販機「ガシャポンカン」を順次稼働する。

　 ガシャポンカンは、従来の球型のカプセル（直径50ミリ～75ミリ）とは異なり、筒型カプセル（直径61.8ミリ×横103ミリ）が払い出される新しい構造のカプセル自販機。これまでのカプセルのサイズにとらわれない、バラエティーに富んだ形状の商品展開が可能になるという。

第1弾商品は、未就学男児に人気の高いスーパー戦隊シリーズの最新作「烈車戦隊トッキュウジャー」に登場する列車をイメージ した「トッキュウレッシャー」のカプセル玩具「烈車戦隊トッキュウジャー トッキュウレッシャー00」（全2種、1回400円）。筒型カプセルを用いることで、「トッキュウレッシャー」の細長いフォルムを崩すことなく カプセルに封入し、自販機で販売できるようになった。

　4月中旬には第2弾として「烈車戦隊トッキュウジャー トッキュウレッシャー01」（全9種、1回400円）を発売予定。今後も新商品を続々と企画し、2015年3月末までに2万台のガシャポンカンを全国の玩具売り場、量販店などに導入する計画。