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蔵前で「アフリカ」テーマの展示会 象ふん紙作家による報告会も

象ふん紙作家の中村亜矢子さん

象ふん紙作家の中村亜矢子さん

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 「蔵前4273クリエイティブガレージ」(台東区蔵前4、TEL 070-6520-4273)で1月25日、象ふん紙作家とチョークアーティストによる展示イベント「アフリカの動物保護区でキャンプをしてみた~象のUNKOとチョークアーティストによるアフリカ報告会~」が行われる。

チョークアーティストCHIEさんのアート作品

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 昨年秋にボツワナの「セントラル・カラハリ動物保護区」を訪れた「象のUNKOペーパー作家」の中村亜矢子さんと、「チョークアーティスト」のCHIEさんが、報告会と作品展示を行う同イベント。

 展示には動物墨絵師の佐藤周作さんも参加し、現地で出会ったアフリカゾウ、ライオン、サイ、ダチョウなどの動物をモチーフにしたアクリル画や墨絵を展示販売する。

 ボツワナでの体験を「想像以上に素晴らしかった」と語る中村さんは、元動物園の飼育員。業務の一環として始めた象ふん紙(象のふんを材料に手作りした紙)作りで作家として独立。現在は自ら作った象ふん紙を販売しながら各地でアート作品の展示会を主宰し、象牙密漁の現状を伝えている。

 「『UNKO』は象が生きている証し。象を殺して捕る象牙より象が生きていることに価値があると伝えたい」と中村さん。CHIEさんは体験を通じ、「いかなる命も無駄なものはない。生きていることが奇跡と思えるほど自分が尊くなった」と話す。

 1月30日は、中村さんとCHIEさんが報告会を開き、ボツワナの様子を写真と共に紹介する予定。来場者には象のふんで作った「運」のつくお守りを進呈する。象ふん紙で製作したグッズは、売り上げの一部をNPO「アフリカゾウの涙」に寄付する。

 会場で販売する主なグッズは、象ふんポストカード(350円)、象ふんしおり(200円)、手書きオリジナル墨絵Tシャツ(3,800円)など。

 開催時間は10時~19時。(木曜~土曜は22時まで)。日曜定休。報告会は19時~21時(3,000円)。1月30日まで。

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