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浅草橋のバッグ製造会社が「アンディ・ウォーホル」コラボランドセル開発

ウォーホルランドセル

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 バッグ製造・販売を手掛ける「池田地球」(浅草橋4、TEL 03-3851-1848)がOEM製造した「三越伊勢丹オリジナルAndy Warhol ランドセル」が6月15日、三越伊勢丹グループ店舗で販売される。

アンディ・ウォーホル作品をプリントしたオリジナルの化粧箱

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 同商品は米・ニューヨークのNPOアンディ・ウォーホル美術財団の許諾を受け、池田地球が企画製造したもので、ランドセルとのコラボは初となる。牛革を使った「Banana/ブラック」をはじめ、クラリーノ素材の「Cows/ブラック」、「Camouflage/ガンメタル」、「Butterflies/ピンク」、「Flowers/ブラウン」の全5色展開で、アンディ・ウォーホル作品をプリントしたオリジナルの化粧箱で販売する。

 ウォーホル作品はランドセルのかぶせ裏(カバー部分内側)に全面プリントし、ランドセルには柄に合ったイメージのスタッズやファスナー、ポケットなど、それぞれ細部にこだわったデザインを施す。同財団の許諾を得るに値する洗練されたデザインを求め、何度も試行錯誤を繰り返した力作という。

 毎年、新商品開発が求められるというOEM商品の中で、ランドセルの企画を担当する古谷隆昌さん、松嶋英樹さんは「自分たちもファンだというアンディ・ウォーホル作品とコラボできないかと考え、はじめはどこに連絡を取ればいいのかわからないような状態からスタートした」と振り返る。

 子どもたちが6年間、毎日使う一番身近な物との考えから、「本物のアート作品に日々触れることで、子どもたちの創造性を引き出したり、感性を豊かにしたりできるのでは」との期待を込め企画したという。

 「ランドセルは近年、マンガやオタク文化など日本のサブカルチャーの影響もあり、海外でも認知度が上がっている」と古谷さん。モデルや芸能人の間でもランドセルの人気が高まっているといい、子ども用ではなく一般の大人が普段使いのバッグとして使ったり、観光客が土産として購入したりするケースも増えているという。

 古谷さんは「今後もライフスタイルを提案できるような製品を作れるよう、日本製の品質の良いバッグを世界に知ってもらえるよう全力で頑張りたい」と力を込める。

 価格は、「Banana/ブラック」=8万9,640円、「Cows/ブラック」、「Camouflage/ガンメタル」、「Butterflies/ピンク」、「Flowers/ブラウン」=7万8,840円。

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