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雷門にDIY可能なシェアアトリエビル「KAMINARI」 浅草のシンボルつくる才能に期待

トノコーポレーションの殿塚健吾さん

トノコーポレーションの殿塚健吾さん

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 浅草雷門近くのシェアアトリエ「KAMINARI」(台東区雷門2)が6月11日、入居者の募集を開始した。運営はトノコーポレーション(千葉県松戸市、TEL 047-710-0628)。

「浅草シェアアトリエKAMINARI」の1階

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 同施設は、1967(昭和42)年築の4階建てビル1棟を利用したクリエーティブスペース。これまで貸しギャラリーの運営を通じて若い作家の支援を行ってきたというビルオーナーが、「若い作家の活躍の場として雷門の裏通りを盛り上げたい」という思いで開いた。同社の殿塚健吾さんは「入居者が運営に関わることができて、場所を自由に作れるのが魅力」と話す。

 入居者を7つのスペースに分けて募集しており、全室DIYでの改装が可能。倉庫だった1階には中2階があり、合わせて約80平方メートルの広さ。入居者は2階と3階にある共用のキッチンとトイレ、浴室スペースのほか、屋上も利用できる。仲介手数料は無料で、保証金は1カ月。居住は不可。

 「顔の見える人たちと暮らしをつくる」ことを目指しているという殿塚さん。これまで、コメを作る自給自足の暮らしやシェアアーティストビルの設立を提案してきた。「浅草のクリエーティブなシンボルとして、面白い人が集まる場所にしたい。地域を盛り上げ、KAMINARIを一緒に育ててくれる人に来てほしい」と期待する。

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