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浅草の保護猫カフェが1周年 フォトスタジオで猫と一緒にコスプレ撮影会も

譲渡型保護猫カフェ「猫三昧」店内

譲渡型保護猫カフェ「猫三昧」店内

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 東京メトロ銀座線浅草駅近くにあるカフェ「猫三昧(ねこざんまい)」(台東区浅草1、TEL 03-6231-7542)がオープンして1年がたった。運営は子ども向けフォトスタジオを手掛ける「オーゲンブリック」(横浜市)。

「猫三昧」店内で遊ぶ猫たち

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 「肉球」にちなみ5月29日にオープンした同店。横浜の動物保護団体と協力し、現在14頭の保護猫が里親を待ちながら「スタッフ」として常駐している。店長を務める上野大志さんは同社のチーフデザイナーで、「シニアとペットを撮影できるのと、人の一生を記録できる」と社内に働き掛けて実現した。

 保護猫の年齢は2~5歳で、去勢・避妊手術やワクチン接種を済ませている。初対面の客にも甘えるしぐさを見せるほど人に慣れている猫が多く、月に1~2匹を譲渡している。

 上野さんが約1カ月かけてDIYしたという同店は、キッズやシニアなどの写真撮影にも対応する。最近はコスプレイヤーの間で話題となり、貸し切りのフォトスタジオとしての利用もあるという。

 店内には客を猫の数より多く入れず、広い店内で猫の性格を知ることで里親との相性も分かるように工夫している。今後について上野さんは「保護猫を扱いながら継続可能な事業として利益を出し、ほかのカフェにとっても良いモデルになれたら」と期待を込める。

カフェ利用は、1時間=1,404円、2時間=2,268円、延長10分ごと=216円。キッズ撮影料金は1万5,120円(休日は1万9,440円)、貸し切り料・撮影料・データ込み。ドリンクは324円~。

営業時間は12時~19時。月曜定休。

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