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浅草薬酒バーが4周年 50種類の自家製薬酒メニューそろえる

オーナーの飛田さん(左)と店長の丸山さん

オーナーの飛田さん(左)と店長の丸山さん

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 雷門近くにある「浅草薬酒Bar」(台東区浅草1、TEL 03-3847-1486)がリニューアルオープンし1カ月が経った。

ラフランスとケイヒ(シナモン)を漬けた薬酒

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 2012年に浅草でオープンした同店。「余計な添加物を使わず、自然と共存し、自然から頂いた生薬の風味を生かしたお酒の文化を作ること」をコンセプトに、生薬の成分を醸造・発酵・浸漬などを通して酒に移行させた「薬酒」(=ハーブリキュール)を提供する。海外ではカンパリなどのハーブからとった薬酒が一般的とされるが、同店では漢方生薬ベースを多くそろえる。オーナーの飛田朋宏さんは「個人差はあるが消化を助けたり、血液の循環を良くして体を温めたり、不眠・ストレス解消などの効果が期待できる」と説明する。

 常時40~50種類の自家製薬酒を取りそろえる同店。焼酎に生薬を最低1カ月以上漬ける薬酒は、「苦味が強い薬酒も角が取れ、ロックでも飲めるようになる」という。メニュー以外にリクエストがあれば、客の要望に合わせてオリジナルの薬酒を作ることもできる。

 飛田さんは「敷居が高いイメージの生薬を少しでも飲みやすくしようと、トニックやジンジャーエールで割るなど、それぞれに合った飲み方も提案している。漢方やハーブにちょっと興味がある人の入り口になれば」と話す。4周年を迎え、「その時期に漬けたものを限定で入れ替えるメニューも始めた。お客様の反応を見ながらより良い店にしていきたい」と意気込む。

 主なメニューは自家製薬酒、数量限定薬酒、果実酒(以上、各700円)、ハートランド生、ワイン、薬膳コーヒー(以上600円)、季節野菜の自家製ピクルス、クリームチーズのみそ漬け(以上400円)など。

 営業時間は19時~翌3時30分(日曜は18時~23時30分)。

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