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蔵前で着地型観光ツアーコンテンツ 「緊縛」パフォーマンスを芸術目線でアレンジ

彩りを意識し芸術性を高めるパフォーマンス

彩りを意識し芸術性を高めるパフォーマンス

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 浅草エリアで4月17日、着地型観光ツアーの新プログラムが始まる。企画は「アールティーヘヴン」(台東区蔵前4)。

江戸時代の吉原遊郭の文化をイメージ

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 第一弾企画は「緊縛アートと花魁(おいらん)レビューで描く吉原の世界」で、江戸時代に吉原遊郭として栄えた文化をイメージ。日本人や外国人観光客でも参加しやすいよう、「緊縛」のパフォーマンスを弦楽器「琵琶」の生演奏と合わせ、アートや芸術目線で現代風にアレンジするという。

 会場は古い町工場を改装した複合スペース「蔵前4273クリエイティブガレージ」(台東区蔵前4、TEL 070-6511-4273)で、場内の荒廃したようなイメージにショーの彩りを合わせる演出で、場内の観光客を巻き込む「参加型」のプログラムも予定する。

 「着地型観光」は観光客を受け入れる「地元」ならではプログラムを企画・開催するもので、参加者が「現地集合・解散」する新しい形態として位置づけられている。旅行会社が参加者を目的地へ連れて行く従来の「発地型」と比べ、地域振興にも期待される。

 同企画も「地域振興」を意識し、ショー終了後は観光客に浅草エリアのナイトライフを紹介する。「奥浅草」と呼ばれる千束エリアや台東区南部の浅草橋エリアで、飲食店利用などの促進も試みるという。同エリアで観光関連企画を手掛ける「浅草経済新聞」も参画する。インバウンド向けのツアー会社や地元商店街などとの連携も目指す。

 浅草経済新聞の大類将彦編集長は「浅草には多くの文化があって、それぞれにストーリーや歴史がまつわる。多くの観光客に知ってもらって、夜の浅草ももっと楽しんでもらいたい」と話す。

 18時30分開場、開催時間は19時~20時45分。入場料は、前売り・男性=5,000円(当日=6,000円)、前売り・女性=3,000円(当日=4,000円)。

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