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浅草のウサギカフェがリニューアル 飼育環境と消臭対策強化

おりがないオリジナルのケージ

おりがないオリジナルのケージ

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 東京メトロ銀座線浅草駅近くにあるウサギカフェ「HUTCH(ハッチ)」(台東区花川戸1、TEL 03-5827-8229)がリニューアルして1カ月がたった。運営はライシーアムジャパン(台東区花川戸1)。

抱きかかえられるウサギ

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 「ウサギと遊べるテーマパーク」として2013年にオープンした同店。これまでに83カ国の外国人や日本国内の観光客が訪れたという。5年目に入り単なるペットカフェではなく、ウサギを通じて子どもたちへの情操教育を図ろうとリニューアルし、店名も「With Bunny」から「HUTCH」に変更した。

 1階には24羽のウサギを飼育し、来店客は自由に抱きかかえて写真撮影もできる。2階には大型スクリーンを設置した個室を備え、ウサギに触れながら映画やアニメ、ネットサーフィンやゲームが楽しめる。

 社長の川岡智之さんは、出張でヨーロッパを立ち寄った際に現地の美術館の入館者を見て、「なぜここに人が集まり、何に対して対価を払うのか。ウサギカフェのようなサービスは多い。芸術性を高めてブランド化させてはどうか」と考えたという。

 今回のリニューアルでは、自社開発したハードコートアクリル製のケージを初採用した。「おり」がなくインテリアとして設置できるよう「芸術性」を意識した造作という。これまで飼育の課題だった消臭対策では、えさから見直したほか、無害で消臭効果があるという液剤を採用。無臭に近い飼育環境を整えたという。

 今後について川岡さんは「ショッピングモールや小学校などの大型施設でも当店の環境対策を適用できる。子どもたちに向けた情操教育の一環として地域で役立てたい」と話す。

 カフェ利用プランは、ミュージアムプラン(2,160円)、抱っこし放題(4,320円=時間無制限)、遊び放題(6,480円=個室利用)を用意する。

 営業時間は12時~19時。

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