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浅草で「子ども歌舞伎まつり」 台東と長浜の交流事業、活性化に期待

浅草こども歌舞伎会の舞台

浅草こども歌舞伎会の舞台

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 浅草神社(台東区浅草2)の神楽殿で7月9日、「子ども歌舞伎まつり」が開かれる。

長浜曳山まつり子ども歌舞伎はユネスコ無形文化遺産に登録

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 台東区と滋賀県長浜市の子ども歌舞伎交流事業として行われる同イベント。3月に両自治体が文化・産業などの連携を目的に都市連携協定を締結したことから実現した。浅草こども歌舞伎会の「白浪五人男」と、長浜曳山まつり春日山子ども歌舞伎による「紅葉狩」の披露を予定する。

 浅草こども歌舞伎会は文化交流と地域経済や伝統芸能の振興を目指し2013年に設立。同神社特設舞台や神楽殿、木馬亭で公演を行っている。昨年8月には五代目中村雀右衛門さんが顧問に就任した。

 長浜曳山まつり子ども歌舞伎の歴史は古く、残る外題記録から1769年ごろから行われていたとされる。長浜では歌舞伎を「狂言」または「芸」と呼び、5歳~12歳の男児が演じるという。

 長浜市観光振興課の堤昭彦さんは「長浜市と台東区の誘客と文化振興につながるよう期待している。ユネスコ無形文化遺産に登録された長浜曳山まつり子ども歌舞伎を、たくさんの人に見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は14時50分から。入場無料。

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