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松屋浅草が「とうきょうサラダ」とコラボ 東京メトロが人工光で栽培

松屋浅草の食品部バイヤーの塗木達也さんが企画をプレゼン

松屋浅草の食品部バイヤーの塗木達也さんが企画をプレゼン

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 松屋浅草(台東区花川戸1)で現在、「とうきょうサラダコラボフェア」が開催されている。

喫茶あかねの「とうきょうサラダと手作り鶏ハムのバジルソース和えサンド」

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 1927(昭和2)年に浅草と上野を結ぶ地下鉄が開業し、今年で90周年を迎える東京メトロとコラボした同企画。メトロ開発(東京都中央区)と同社が共同運営する完全人工光型植物工場で栽培した野菜「とうきょうサラダ」を使ったオリジナルメニューを期間限定で提供する。

 野菜は「ベビーリーフ」と呼ばれる中から11品目の葉物を採用し、普段は国内の有名ホテルが提供する野菜を使用。地元・浅草の飲食店から「madei」「UUTO」「et vous?」「喫茶あかね」の4店、松屋浅草の総菜店から「大黒屋」「古市庵」「小洞天」の3店がオリジナルメニューを開発した。メニューとは別に「青果ころくや」では野菜を販売する。

 企画した松屋浅草の今井克俊さんは「使っている野菜は普段乗っている地下鉄の線路の下で育った。現場では元運転士が責任者として栽培している都市型の野菜を味わってほしい」と話す。

 「とうきょうサラダ」は東京メトロの新事業として、東西線の葛西・西葛西駅間の高架下で水耕栽培している。農薬は使わず天候の影響をほとんど受けず、栽培する期間が決まっているため必要な品目を数量指定でオーダーをすることができる。

 主なメニューは「とうきょうサラダと桜えびととうもろこしのかき揚げ(大黒屋)」(221円)、「とうきょうサラダ巻き(古市庵)」(551円)、新鮮サラダの冷やしらぁめん(小洞天)」(972円)など。

 今後について、今井さんは「観光客にも違う目線で『浅草』を感じてほしい。同じ区内に本社がある東京メトロさんと、地域のつながりで浅草を盛り上げていきたい」と先を見据える。

営業時間は10時~20時。5月8日まで。

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