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浅草のガラス工房が26周年 「危険なグラス」などアイデア製品も

「創吉」の関場吉五郎さん

「創吉」の関場吉五郎さん

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 都営浅草線浅草駅近くのガラス工房「グラスファクトリー創吉」(台東区雷門2、TEL03-3843-1119)がオープン26周年を迎えた。

「グラスファクトリー 創吉」の曲り寝ポジョレーグラス

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浅草が地元という関場吉五郎さんが1989年3月にオープンした同店。店名の由来は「吉を創っていく」という思いから。学生時代からグラスが好きだったという関場さんは「ガラスはそれぞれ存在感が違い、幼少期から口にし、手で触れるグラスに可能性を感じていた」と話す。

 店内には、レストランやバーを意識した商品をそろえ、普段使いでは見かけないグラスも多く取り扱う。テーブルに置くと横向きに寝るように曲がったワイングラス、底が一部欠けているデザインの「危険なグラス」などアイデア製品のほか、カエルやふくろうのイラストの入ったグラスも人気という。「薄いグラスはビールの味の違いが分かりやすい」と関場さんは話す。

 販売商品は、「危険なグラス」(2,680円)、柄が曲がっていて置くとワイングラスが横向きになる「曲り寝ポジョレーグラス」(1,800円)、猫の足跡が刻まれた「ロックグラス」(5,940円)、「オールド」(4,011円)、「銅製マグカップ」(2,000円)など。

 欠けたグラスの修理も請け負う同店では、7年ほど前からグラスの絵付けや模様つけの体験も始めた。江戸切り子(きりこ)の体験者は「伝統的な柄を削りたくてここに来た。奥が深く、削るのが楽しい」と笑顔を見せる。関場さんは「今後もグラスの楽しさを伝えたい」と意気込む。

 営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は11時~18時)。体験は3,240円~。

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