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パロディー腕時計「フランク三浦」に「らーめん元楽」モデル 限定販売へ

撮影時は「めん硬め、ネギ増し、味薄め」

撮影時は「めん硬め、ネギ増し、味薄め」

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 都営浅草線蔵前駅近くの「らーめん元楽」(台東区蔵前2、 TEL 03-3851-4537)が20周年記念に、パロディー腕時計ブランド「フランク三浦」とのコラボ腕時計を製作し、数量限定で販売する。

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 同腕時計は当初、「世話になった人や関係者に配るだけ」の予定だったが、もらった人がSNSに写真をアップしたことで問い合わせが増えたため、販売を決めた。「300個作ってかなり配ったから、残りは50個くらいかも」と希少性を訴える同店社長の斉藤晴正さん。評判が良ければ再生産し、ネット販売も考えるという。

 文字盤には脂の量、味の濃淡、麺の硬さ、ネギの量を指定できる漢字が配置され、例えば「1時25分50秒」は「脂少なめ、味薄め、ネギ多め」というオーダーが完成するようになっている。裏面には「フランク三浦×ラーメン元楽 20周年記念 背脂配合」の文字が刻まれている。お決まりの「完全非防水」の文字も。

 フランク三浦は高級腕時計「フランク ミュラー」をもじったパロディー腕時計ブランドで、芸能人やスポーツ選手にもファンが多く、オリジナル商品のほかにこれまでも、富士山や姫路城、鹿児島桜島モデルや吉祥寺の焼き肉店モデルなど、さまざまなコラボレーション商品を製造、販売している。今回は初めて文字盤に漢字を採用した。

 12月で20周年を迎える同店は、1724年創業の老舗玩具メーカー「増田屋コーポレーション」(蔵前2)が開業し、かつては同社の社員食堂だった。斉藤さんが学生時代に食べ、忘れられないラーメンの味を再現して社食で提供していたところ、評判が良かったため現店舗を開業したという。社員からは「もうこのラーメンが社食価格で食べられなくなる」と嘆きの声もあったという。名物の「ぶためし」はもともと賄いで出していたもの。

 主なメニューは「元らーめん(しょうゆ)」「楽らーめん(塩)」「特製元らーめん」(以上650円)、「ちゃーしゅーめん」(920円)、「らーめん・ぶためしセット」(890円)、「ぶためし」(460円)など。

 営業時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。時計の販売は7月~8月、蔵前本店をはじめ1万円札が使える自動販売機がある店舗で販売予定。価格未定。

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