浅草ROX3Gスーパーマルチコート(台東区浅草1、TEL 03-6802-7325)で8月29日、「ハンドソープボール」体験会が開かれる。
「ハンドソープボール」とは、オリジナルに開発した「とんでもなくつるつる滑る」ハンドソープを選手全員の手に付けてプレーをするハンドボールで、「世界ゆるスポーツ協会」が考案。ルールは基本的にハンドボールと同じで、ボールを相手ゴールへ入れて点数を競う。1チームはプレーヤーのほかにハンドソープ係の「ソーパー」を入れた6人。ボールを落としたり、キーパーがキャッチできなかったりするとハンドソープが追加されてさらにつるつるになるなど、常に滑る状態で行うという。ハンドソープボールを体験した人は「笑いすぎて腹筋が崩壊するかと思った」「勝っても負けても楽しい」と話す。
同協会は「スポーツ弱者を世界からなくす」をコンセプトに年齢や性別、運動神経や障がいの有無にかかわらず「みんなが楽しめる新しいスポーツ」を考案している。これまで考案した「ゆるスポーツ」は、手錠をしてバレーボールをする「手錠バレー」や、温泉の中でデジタルコンテンツを遊ぶ「エレクトリック温泉」など、スポーツの概念を覆すような新しくて「ゆるい」もの。高齢者や障がい者を含む全ての人にスポーツを楽しむチャンスを提供することや、クリエーターの新たな活躍の場の創出などを目的としている。
現在、体験会の参加者を募集している。同協会代表の澤田智洋さんは「ハンドソープボールは誰にでも気軽に楽しめる。大笑いして夏の思い出を作ってもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は19時~21時30分。参加費3,000円。