浅草公会堂(台東区浅草1、TEL 03-3844-7491)で4月5日、「浅草太鼓祭 宮本邦楽教室発表会」が開催される。
浅草の和太鼓・みこしの製造・販売・レンタルなどを行う「宮本卯之助商店」(浅草6)が主催。同社が手掛ける和太鼓スタジオのオープン20周年を記念して開く。同スタジオでは和太鼓・長唄・笛・民謡・端唄などの「宮本邦楽教室」を開いており、同イベントは稽古の成果発表の場として企画した。
同社の歴史は古く、創業は1861年。三社祭をはじめ多くの神社・町会のみこしを製作、宮内庁楽部をはじめ全国の神社・仏閣、国立能楽堂、歌舞伎座、日本武道館などに楽器を提供している。現在は邦楽教室のほか、洋楽・邦楽などジャンルを問わずにスタジオ貸しも行っている。
「近年、高校の部活に太鼓部ができたり、和太鼓選手権などが開催されたりして、若い人たちの間で和楽器が見直されてきている。このイベントを機に、より多くの人たちに和太鼓の魅力を知ってもらいたい」と企画広報室の松田愛さん。
15時開場。チケットは1,000円。全席自由。