浅草の馬道通りから雷門通りで8月27日、「浅草サンバカーニバルパレードコンテスト」が開かれる。
全国から集まるサンバチームを4つのリーグに分けてダンスを競う同イベント。地元浅草からの出場チームが中心となる「コミュニケーションリーグ」、協賛企業がエントリーする「テーマ・サンバリーグ」、実行委員会が認定した大型チームの「S1リーグ」、ダンスと演奏で競う「S2リーグ」の4部門で構成する。S1リーグは、華やかな装飾でチームのテーマを表現した「アレゴリア」と呼ばれる山車も登場。ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルを手本にした迫力ある演出も見どころの一つになっている。
コンテストの審査対象はS1・S2リーグに属する計17チームで、「テーマの表現」「躍動感」「衣装」「演奏」「ダンス」「マナー」「総合」の7項目を評価し合計点を競う。
今年で35回目を迎える同イベントは1981(昭和56)年、浅草喜劇出身のコメディアン・伴淳三郎さんの発案に、当時の台東区長・内山榮一さんが賛同。浅草商店連合会が企画を行うようになった。東武浅草駅近くの馬道通りをスタートし、雷門通りへ入り、国際通り手前に至る約800メートルのコースを色鮮やかなサンバが行進する。
開催時間は13時~18時。パレードコンテストは13時30分から。