浅草花やしき（台東区浅草2）の花劇場で12月25日、内閣官房が中心となって政府として推進している「昭和100年事業」のイベント「昭和100年、未来へつなげる in 浅草」が開催された。

　冒頭、内閣官房「昭和100年」関連施策推進室長の橋本泰宏さんが主催者あいさつ・趣旨説明を行った。「今、国民の約7割が昭和以前の生まれ、そして約3割が平成以降の生まれという構成割合となっている。昭和を体験した世代の方の方は『懐かしい』『大変だった』といった感慨があると思う。それにとどまらず、昭和100年という機会をさらに意義深いものにするためには、昭和を体験していない若い世代の方にも昭和の時代に興味を持ってもらう、身近に感じてもらうことが非常に大事だと思っている」と話した。

　スペシャルライブではゴダイゴのタケカワユキヒデさんがキーボードの弾き語りを披露。ゴダイゴの「ガンダーラ」「モンキー・マジック」を歌った後、中学生の頃にバンドを組んだエピソードを語り、「エレキギターをやっているだけで不良だった」と当時を振り返った。ビートルズ「She Loves you」、ゴダイゴ「銀河鉄道999」と全4曲を歌い上げた。

　その後、ホリプロ取締役の西尾聖さんが「昭和100年 昭和歌謡再び」、花やしきの西川豊史社長が「昭和100年～なつかしいを新しく～」と題したプレゼンテーションを、それぞれ行った。

　最後に、花やしき特別パフォーマンスとして「伝統芸能×昭和レトロ『夏の夜の夢』」のダイジェスト版を披露し、イベントを締めくくった。