浅草寺(台東区浅草2)の淡島堂にある大平和塔前で3月10日、「大平和塔戦災殉難者法要」が行われた。同日は1945(昭和20)年の東京大空襲当日に当たる。
14時30分の法要開始に合わせて3人の僧侶が出仕(しゅっし)した後、読経が始まった。60人ほどの参列者は読経の中、焼香を上げた。
淡島堂にある大平和塔は、「東京大空襲で犠牲となった、清川、馬道、雷門、寿、浅草橋地区の3万人余りの方々の鎮魂と世界平和の護符と戦争の惨禍を後の人に伝える」目的で1963(昭和38)年に建立されたという。
参列者の一人は「多くの方が戦禍で亡くなったということを心に留め、二度と戦争を起こしてはならないと改めて感じた。昨今の世界情勢を見ると、世界平和が遠くなってしまっているように感じる」と話していた。