「おもちゃビジネスフェア2026」が4月15日・16日の2日間、東京都立産業貿易センター台東館(台東区花川戸2)で開催された。
今回で3回目となる同フェア。出展企業は過去最多となる53社で、出展品数は新商品約2000点を含む約5000点となった。
実行委員会によると、国内の玩具市場規模は2019年度から5年連続で拡大し続けているという。少子化の中でも市場をけん引しているのが、「キダルト(子どもの心を持った大人を指す造語)需要」。「キダルト需要により、クリスマス商戦や正月商戦の全体に占める比率は下がり、通常月の比率が上がっているため、4月から見本市を行う意義が大きい」とする。
また、今回のフェアより、「おもちゃ屋が選んだ今年売れるおもちゃ」として流通関係者の事前投票を元に行ってきた表彰を「TOY-1グランプリ」として、全国の小売り関係者が「最も売れると思うおもちゃ」の投票を7部門で行うことに変更した。
各部門の1位は、キャラクター部門=「ポケモン30周年記念 おかえり!ピカチュウ1/1」(タカラトミー)、バラエティ部門=「Tamagotchi Paradiseシリーズ」(バンダイ)、キダルト部門=「シルバニアファミリー 赤ちゃんコレクション(エポック社)など。
開会式で、実行委員会の恩田潤一会長は「玩具業界にとってクリスマス商戦の重要性は今も変わらないが、大きなトレンドとしては、ギフト市場やインバウンド市場の高まりもあって、平月の重要性がいよいよ高まってくる。同時に、玩具業界にとって最も大事なことはいつの時代も売れる商品、ヒット商品の創出」と話した。
会場では、初日の開場時間から多くの来場者が列を作り、入場後も各ブースのおもちゃを手に取り、出展担当者と談笑する姿があちこちで見られた。