浅草寺裏の「雷5656会館」(台東区浅草3、TEL 03-3847-5656)で11月20日、名古屋おもてなし武将隊による「SAMURAI & NINJA SHOW in ASAKUSA」が行われる。
訪日観光客をメーン対象にした同イベントは、同隊初のオムニバス形式で来場者が参加するプログラム。織田信長による「殺陣(たて)」、豊臣秀吉の「お座敷遊びショー」、徳川家康の「忍者ショー」それぞれに数人が参加できる。
太鼓の演奏会や踊りでは来場者全員で鳴子を体験。そのほか、甲冑(かっちゅう)の試着と撮影、忍者体験では手裏剣や吹き矢も予定する。「日本文化を体験したい」という訪日観光客の満足度の向上と、世界中の「サムライファン」のさらなる発掘を目指す。
同隊は愛知県にゆかりのある戦国武将などによるPR部隊で、「イケメン武将隊」とも呼ばれ「歴女」を中心に人気を博している。主に名古屋エリアで活動し、国内各地にも「出陣」するほか、ミラノ万博や名古屋の姉妹都市であるトリノ、台湾、上海万博などにも遠征し、日本や名古屋の文化、歴史を伝える活動をしている。
東京エリアへ活動を広げることを目的に、今年9月に浅草で行ったテストマーケティングでは、多くの訪日観光客が訪れ、「今後、浅草でもっとこういうイベントがあればいい」「2回見に来た。このショーが好き」というコメントが寄せられた。運営する三晃社(愛知県)は「浅草は外国人観光客が多く、歴史文化の深い地域で武将隊と相性がいいため、今後も関わっていきたい」と考えているという。
開演時間は13時30分、18時。入場料1,000円。オプション体験1,000円。