都立産業貿易センター台東館(台東区花川戸2)で7月16日、「レコードCDサマーカーニバル浅草」が開かれる。
全国から20店舗以上の中古レコード店が出店する同イベントは、10万点を超えるレコードが集まる日本最大級のレコードフェアで、名古屋を皮切りに全国6カ所で展開。中古レコードやCDのほか新品も取りそろえ、各店のお薦め盤や廃盤レコードなども取り扱う。
同イベントの前身である「全日本レコード祭り」は30年以上前に始まった歴史のあるイベントで、8年前に名称を「全日本レコード&CDサマーカーニバル」に改め再始動した。東京会場の浅草は、交通の便の良さから東東京や埼玉、栃木方面からの来場者に好評を得ているという。
今年は「クラシック」に力を入れ特集コーナーを開設する。音楽配信サービスが主流になってきた昨今、毎年レコード店が減少。「欲しいレコードが購入できない」というファンの要望に応える。
アスカタスナレコード代表で事務局の増山淳さんは「これだけのレコードやCDが集まることはなかなかない。何かしら気に入ったものが見つかると思うので、掘り出し物を見つけてほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~17時。入場無料。7月18日まで。15日12時から会場で整理券を配布予定。