台東区で開かれる「第9回したまちコメディ映画祭in台東」の短編映画コンペティション「したまちコメディ大賞2016」入選の11作品が7月22日、発表された。
喜劇の「浅草」と文化芸術の「上野」を舞台に開催する同映画祭のプログラムとして、今年で8回目となるコンペ部門の入選作品11タイトルが決定。招待作品も含めた映画上映とグランプリ発表は、9月18日に雷5656会館(浅草3)ときわホールで行われる。
審査員は、「エヴェレスト神々の山嶺」の平山秀幸監督、「舟を編む」の五箇公貴プロデューサー、伊賀大介さん、同映画祭総合プロデューサーのいとうせいこうさん。
入選したのは、iPhoneのヒビに隠された意外なストーリーを描く「iPhoneがバリバリ伝説」、剣の達人エリンギ侍が美人に釣られて見せ物小屋へ行く「エリンギ侍 女はこわいよの巻」のほか、「悪魔ノ棲ム家」「オカンロイド」「空気を読む。」「これでいい気がしてきた」「てんてんてん。」「ナポリタン」「なめくじ劇場THE MOVIE 2016『再会』」「私以外の人」「ピノッキオ」の11作品。
招待作品は、香港のジョン・ウー監督の娘でアンジェルス・ウー監督の「Nuts!」、ドラマ「HERO」シリーズでも知られる俳優、田中要次監督の「ドラムマンz バチがもたらす予期せぬ出来事」、劇団「ヨーロッパ企画」の人気俳優、中川晴樹監督の「オトコノクニ」の3タイトルを上映する。
浅草公会堂(浅草1)では9月16日、無声映画にライブでセリフを吹き込みよみがえらせる「声優口演ライブ」も開催予定。「ドラゴンボール」で孫悟空を演じた野沢雅子さんのほか、山寺宏一さん、羽佐間道夫さんが出演する。
開催期間は9月16日~19日。14時開場、14時30分開演(声優口演ライブは18時開場、18時30分開演)。