浅草の馬道通りから雷門通りで8月26日、「浅草サンバカーニバルパレードコンテスト」が開かれる。主催は浅草サンバカーニバル実行委員会。
笑顔や衣装も魅力(写真提供=浅草サンバカーニバル実行委員会)
1981(昭和56)年から始まり今年で36回目となる同イベント。浅草喜劇出身のコメディアン・伴淳三郎が「町おこし」を目的に発案し、当時の台東区長・内山榮一が賛同。浅草商店連合会が主体で企画している。昨年は小雨が降る中での開催となったが、約48万人が来場した。
当日は全国から24団体、約5000人が4リーグに分かれてパレードし、華やかな衣装を身にまとい、サンバのリズムに乗って浅草の街を盛り上げる。今年はフランスのパリ市から参加するチーム「レ・ダンスーズ・ドール」がオープニングを飾る。
同イベントでは一部リーグを除いてコンテストが行われる。審査項目は7つあり、テーマの表現、躍動感、衣装、演奏、ダンス、総合評価、マナーの総合得点で優勝が決まる。
実行委員会の担当者は「地元住民の協力によって毎年成り立っているイベント。多くの人に足を運んでもらい、浅草の温かさやサンバカーニバルの熱気を感じてもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は13時~18時。パレードコンテストは13時30分から。