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浅草に「ポシュテル」開業へ ホステルの新形態、デザイン性や設備品が海外でも高評価

1ベッドずつに内装が異なるドミトリー

1ベッドずつに内装が異なるドミトリー

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 つくばエクスプレス浅草駅近くに1月22日、キャビン型ホテル「リソルポシュテル東京浅草」(台東区西浅草2)が開業する。運営はリソルホテル(新宿区)。

茶室の「にじり口」をイメージした入り口

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 北海道や京都など全国でホテルを展開している同社。初めての「ポシュテル」スタイルの施設として16番目の開業となる。ポシュテルとは英語で、「高級な、豪華な」を意味する「Posh(ポッシュ)」と「ホステル」を掛け合わせた造語。同社によると、低価格に設定した宿泊料金に対し、デザイン性の高さや設備が欧米で人気だという。

 同施設は主に、インバウンド旅行客やミレニアル世代をターゲットに、和をモチーフにしたドミトリータイプ。キャビンごとにベッド数が異なり、最大12人の相部屋となる。ベッド数は110で、長期滞在者向けにコインランドリーを備える。

 客室は3フロアで、男性専用・女性専用・男女共有に分け、セキュリティーを高めた。同社副社長の影山秀明さんは「女性同士でも安心して利用できるように、エリアごとに施錠ができる」と話す。

 簡易宿所の営業上の規制を工夫し、入り口は茶室の「にじり口」をイメージして日本文化を表現。プライバシーに配慮するため、遮音性の高い二重カーテンを施した。館内の照明は「観光の疲れを癒やせるように落ち着かせた」と影山さん。

 予約受け付け開始後はシンガポールや中国などアジア圏からの問い合わせが多いという。接客応対には日本語のほか英語、中国語に対応する。影山さんは「キャビンはグループや家族の貸し切りが可能で、用途に合わせて思い思いの時間を過ごしてほしい」と話す。

 チェックインは15時、チェックアウトは10時。宿泊料金はドミトリー=2,500円~。

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