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桜橋で初の「隅田川ツナシキ大会」 台東区・墨田区の代表が綱引きで交流

隅田川ツナシキ大会実行委員長の毛塚雅清さん

隅田川ツナシキ大会実行委員長の毛塚雅清さん

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隅田川に架かる桜橋で台東区と墨田区の代表が綱引きで競い合う「隅田川ツナシキ大会2024」が10月19日、初めて開催される。

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当日は、1チーム8人の5チームが両区から参加。チームごとに相手と2試合を戦い、全10試合の勝利数により勝敗を決める。5勝5敗の場合は、最後のチームがもう1試合を行い、その勝利したチームの区が勝ちとなる。

同大会は、台東区と墨田区が1977(昭和52)年より姉妹区であることから、「そのつながりを強くすること」を目的に企画された。実行委員長の毛塚雅清さんは「こんなに近くに両区があるものの、これまで、一緒にできるイベントが多くはなかった。そこで、老若男女問わず、みんなが参加することができて、橋の上でできるものは何かないかと考えた時に『綱引き』があるんじゃないかと考えた」と話す。

「つなひき」ではなく、あえて「ツナシキ」と表記するのは、「江戸っ子文化を大切にしたい」という思いからだという。「江戸っ子は『ひ』と『し』が逆になる。そういう遊び心を大切にしたい」と毛塚さんは話す。

参加選手に対して、「スポーツの秋なので、両区それぞれのプライドを持って一生懸命綱を引いてほしい。試合が終わった後はノーサイド。共に戦った者同士、仲良くしてほしい」と呼びかける。

「まずは参加した選手も応援している人も楽しかったと思ってもらえるようにしたい。今後、毎年秋には『隅田川ツナシキ大会』を開催できるようにしていきたい」と意気込みを見せる。

開催時間は10時~12時。雨天中止。桜橋での観覧は自由。

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