浅草寺(台東区浅草2)で4月12日、「白鷺(しらさぎ)の舞」が多数の訪日観光客や日本人観光客がカメラを構える中で奉演された。主催は浅草観光連盟。
「白鷺の舞」は「浅草寺慶安縁起絵巻」(1652年)の祭礼行列の中にある白鷺に扮(ふん)した舞人の「鷺舞(さぎまい)」の姿を東京百年の記念行事として1968(昭和43)年に浅草観光連盟が復興したもの。鷺舞は、京都・八坂神社の祇園祭が起源とされ、浅草寺で行われる「白鷺の舞」も京都のものを基本にしながら復元した。
行列は、守護童子、武人3人、棒振り1人、えさまき1人、大傘1人、白鷺8人、山車に乗った楽人が「白鷺の唱(うた)」を演奏しながら伝法院から仲見世(みせ)、浅草寺境内まで練り歩き、境内で舞を披露。白鷺役の舞人は白塗りの化粧を施し、頭部にサギのくちばしを模した面、背には羽をあしらい、無表情に優雅な動きを見せ、見物客たちは真剣にカメラを向けていた。
見物に来ていたメキシコ人のホセ・ルビオさんは「アメージングだった。今朝、フェースブックで今日のフェスティバルがあることを知って駆けつけた。メキシコのものとは大きく違っていて驚いた」と話していた。
浅草寺境内での「白鷺の舞」は毎年、4月第2日曜日、三社祭、11月3日の年3回行う。