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浅草橋「人形の吉徳」が新装 -花子とアン・村岡花子の手紙も展示

4階に設けられた「吉徳これくしょん」には歴史的価値のある展示が

4階に設けられた「吉徳これくしょん」には歴史的価値のある展示が

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 JR浅草橋駅から徒歩1分にある「人形の吉徳」本店が9月15日、常設展示室「吉徳これくしょん」を新たに設けリニューアルオープンした。

「赤毛のアン」翻訳者・村岡花子からの手紙

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 62年ぶりの本社ビル立て替えとなる同店。広報室課長・平沢真さんは「日本人形というと、高価で敷居が高いイメージがある。今回のリニューアルでは日本人形離れした人に、もっと気軽に立ち寄ってもらえる工夫をした」と話す。入り口右手には2007年の発売当時に話題となったスター・ウォーズとのコラボ製品が置かれ、入り口左手には「アンパンマン」などの「ぬいぐるみコーナー」をはじめ、戦国武将グッズや手ぬぐい、雑貨も数多く並ぶ。

 4階の常設展示室「吉徳これくしょん」は、明治期の人形業界の重鎮で、日本における人形玩具研究の第一人者であった吉徳十世・山田徳兵衛が集めた貴重な人形や資料の数々を無料で観覧できる。

 10月26日までは、こけら落としとなる「吉徳これくしょん名品展」を開催。江戸時代の日本人形の原点と呼ばれる「天児(あまがつ)」や、飛騨高山の土産品「さるぼぼ」の原点といわれる「這子(ほうこ)」をはじめ、江戸中期や後期のひな人形、五月人形、朝ドラ「花子とアン」で知られる「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子ら著名人たちから寄せられた手紙などを展示する。

 平沢さんは「1階の雑貨コーナーや4階の展示を、多くの人に見に来てもらい、日本人形に興味を持ってもらえれば」と話す。

 営業時間は9時30分~17時15分。展示室は10時~17時。

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