浅草花やしき隣のカフェ「アライコダイニング」(台東区浅草2)がオープンして2カ月がたった。
元キックボクサーでミドル級王者の後藤龍治さんが作るタイ風洋食
出版社に勤務するオーナーの後藤知歩さんと、他の飲食店でシェフを務める店長の後藤龍治さんの2人で、土曜・日曜のみ営業している同店。店名はタイ語で「何でもあり」という意味の「アライコ・ダイ」から。店のロゴデザインは、元キックボクシングミドル級王者である龍治さんが、格闘家時代に自らTシャツデザインなどをしていたことから手掛けたという。
「まずは店の存在を知ってもらうことから始めたい」と知歩さん。カウンターテーブルは移動できるようになっており、配置を換えることも可能。知歩さんは「土日しか営業できないのはもったいないので、スペース貸しをどんどんやっていきたい。カフェをやりたいが、取りあえず試してみたい人や、ワークショップに使ってもらいたい」と話す。「店名にある通り、自由に使ってもらいたいし、自分たちも自由にやっていきたい」とも。
主なメニューは、「セットヌン」(料理1品とお通し=1,000円)、「セットソン」(料理2品とお通し=2,000円)、セットサーム(料理3品とお通し=3,000円)など。
ドリンクは、生ビール(480円)、サッポロラガー中瓶(550円)、シンハービール、チャーン(以上600円)、氷彩サワー、男梅サワー、ハイボール(以上450円)、芋焼酎、麦焼酎(グラス=500円、ボトル3,000円)、久保田千寿(600円)など。
今後について知歩さんは「色んな人が来る場所にしたい。そこからつながりができてコラボしたり、みんながチャレンジしたりできる場所にしたい。何でもありで楽しみたい」と話す。
営業時間は、12時~15時、19時~23時30分。土曜・日曜のみ営業(日曜はランチのみ)。