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浅草寺で「羽子板市」-「斬新すぎる芸大生とのコラボ羽子板」も

芸大生とそれぞれがデザインした羽子板

芸大生とそれぞれがデザインした羽子板

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 浅草寺(台東区浅草1、TEL 03-3842-0180)の五重の塔前で12月17日、「浅草寺歳の市 芸大生と江戸文化の職人たちとのコラボ展」が開催される。

斬新すぎるガスマスク姿の羽子板

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 今回で8回目を迎える同展では、東京芸術大学のデザイン学科2年生の有志と「東京歳の市 羽子板商組合」に所属する職人たちがアイデアと技術を持ち寄り、個性あふれる羽子板を展示・販売。「伝統的な羽子板は大体決まった題材だが、学生が考える斬新なアイデアを形にするのは刺激になるし楽しい」と同組合の水野秀彦さん。「こんなアイデアがあったか!と気付かされることも」と同組合・水門俊裕さん。

 学生たちは6月からアイデアを練り、デザイン画を作成。素材選びに職人の元へ行き、職人が押し絵で羽子板を作成。学生が最後に仕上げる。「半立体になったものがなかなか想像できなくて、デザイン画をどうするかが難しかった」「素材選びが一番楽しかった」「職人さん泣かせの細かいデザインにしてしまったが、出来上がった物を初めて見た時は感動した」と、初めての羽子板づくりを経験した学生たち。「日本の伝統工芸に興味がわいた。押し絵を習いたい」という声も。

 開催時間は9時~21時(最終日は20時30分まで)。今月19日まで。

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