浅草橋駅近くに、イタリアン「トラットリアくるり」(台東区浅草橋1、TEL 03-5833-8821)がオープンして2カ月がたった。店舗面積は約20坪。座数はカウンター4席、テーブル18席。
野菜はほぼ久留里(君津市)にある自社農園と近隣のものを使用する同店。久留里の水は2008年、「平成の名水百選」に選ばれており「その水で育つ野菜や酒はおいしい」と店舗マネジャーの小池孝一さんは話す。
特にランチが女性に好評で、「ランチセットのサラダが、一般的に添えられた小さいサラダかと思っていたら大きくてビックリした」と喜ばれるという。ディナーは、エビのカクテルやホタテのスモークなど7~8種類の前菜の盛り合わせが人気で、「ボリュームがあるので、酒がメーンの場合はこれだけで十分」という客も。
「とにかくゆったりと時間を過ごしてほしい」と、飲み放題付きの予約でなければ時間制限を設けていない。「浅草橋はサクッと入れる店が多いが、たまにはパイプ椅子ではなく、ゆっくり過ごしてほしい」と小池さん。
主なメニューはパスタランチ、スープランチ(以上1,000円)、カズサ愛彩ファームのサラダ(800円)、築地より本日の鮮魚カルパッチョ(1,000円)、本日の前菜盛り合わせ(1,600円)、フレッシュトマトとバジルのスパゲティ(900円)、タリアテッレ イタリア産ホワイトアスパラガスとベーコンのカルボナーラ(1,300円)、本日のジェラート盛り合わせ(600円)など。
ドリンクは生ビール、グラスワイン(以上500円)、グラッパ アクアヴィーテ、竹鶴ピュアモルト、リモンチェッロ(以上600円)、ワイン デキャンタ(1,500円)、ボトルワイン(2,500円~)など。久留里の芋焼酎「芋焼酎くるり娘」(600円)や日本酒「純米大吟醸 月華」(グラス900円)のほか、近日中にスパークリング日本酒も提供を予定。久留里には造り酒屋が1軒しかなく、提供する店も少ないという。
小池さんは「気軽に利用でき、地域に愛されるトラットリアを目指す」と意気込む。「ドリンクは居酒屋価格に設定してあるので、会社帰りにふらっと立ち寄ってもらえたら」とも。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時。土曜・日曜・祝日定休。