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浅草六区「まるごとにっぽん」、日本各地の「桜」メニューや花見商品取りそろえ

体験料理教室で作る「道明寺桜もち」

体験料理教室で作る「道明寺桜もち」

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 浅草六区にある「まるごとにっぽん」(台東区浅草2、TEL 03-3845-0510)で3月10日から、「桜」にちなんだ期間限定メニューやお花見アイテムなどを紹介している。

桜をモチーフにした地酒「蔵王桜」と「能登桜」

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 東京にいながら各地の特産・名産品を楽しむ商業施設として、昨年末にオープンした同施設。花見シーズンを目前に控え、各地から集めた、日本の春を象徴する「桜」をモチーフにした地酒やグッズ、花見弁当などを期間限定で販売する。

 旬の野菜総菜を量り売りする「彩・祭・菜」では、春野菜で作った総菜を詰め合わせた「彩弁当」(1,080円)や、1階食品フロア各店がコラボレーションした「花重弁当」(2,010円)など、各店自信の一品を詰め合わせた弁当を1日30個限定で同20日から販売する。「館内でコラボしたいね!」と各店スタッフ同士で話していたのがきっかけで出来上がった「コラボ弁当」で、スタッフもおいしさを絶賛する。

 各地の食材や日本酒を取り扱う「まるごとにっぽん 蔵」では、櫻田酒造(石川県)より、持ち運びの便利さから「モバイルワンカップ」の異名を持つ「能登桜」、1918(大正7)年創業の美吉野酒造(奈良県)は、有機合いガモ農法で育てた米「吟のさと」で造った「蔵王桜」など、桜にちなんだ酒を用意。「蔵王桜」は千本桜や吉野(よしの)杉で有名な奈良県中部の吉野町の地酒で、うま味が強く肉によく合うという。「今回は地元でしか売られていないこのお酒を皆さんに知ってもらえたら」とバイヤーの藤生安津子さんは話す。

 セレクトショップや雑貨店では、花見の席を盛り上げるアイテムとして、吉野杉で作った割りばしの先に占いみくじが付いた「おみくじ箸」や、東北の山桜を使用した「おつまみ皿」「茶入れ」など桜を使った一点物も取り扱う。

 期間中は旬の和菓子「道明寺桜もち」の手作り体験ができる料理教室も開催。19日~21日には淡路島の新玉ネギを使った蒸し焼き料理の振る舞いも予定する。

 4月10日まで。

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